モバイルオーダーの費用はいくら?
初期費用・月額・決済手数料の内訳
最終更新: 2026年7月29日
モバイルオーダーの料金体系は、サービスによって大きく異なります。「月額いくら」だけを並べても、適切に比較することはできません。初期費用、月額利用料、決済手数料、機器・消耗品費を含めた総額で比べることが大切です。
1. 費用は4つに分かれる
| ① 初期費用 | 契約時にかかる初期設定費・導入サポート費など。発生するのは1回だけです。 |
|---|---|
| ② 月額利用料 | 毎月固定でかかる利用料です。店舗数・端末台数・席数によって変わる場合があります。 |
| ③ 決済手数料 | オンライン決済を利用する場合、決済金額に対して一定の割合でかかります。売上に比例して増えます。 |
| ④ 機器・消耗品費 | タブレット、キッチンプリンタ、ロール紙、スタンド、通信回線などの費用です。購入かレンタルかによって、費用のかかり方が変わります。 |
この4つのうち、①②は契約前に金額を把握しやすい費用です。一方、③と④は使い方によって変動するため、利用を始めるまで総額を確定しにくい費用といえます。
2. 見落としやすい出費
- ロール紙などの消耗品:キッチンプリンタを使う運用では、ロール紙を使い続ける限り費用がかかります。
- 端末の台数課金:ホールとキッチンで2台使う場合、月額が上がる料金体系があります。
- 機器のレンタル料・保守費:月額利用料とは別に設定されていることがあります。
- POSレジ連携のオプション料:POSレジとの連携が有料オプションとなっている場合があります。
- 通信費:専用端末を店の回線につなぐ場合、回線契約が必要になることがあります。
- 入れ替えのコスト:既存のレジや券売機を置き換える場合は、機器代に加えて、スタッフが操作を覚え直すための時間も必要です。
見積書を受け取ったら、「月額」の欄だけで判断せず、1年間に支払う総額を計算して比べてください。初期費用がかかるため、1年目は高く、2年目以降は下がることもあります。
3. 多くの場合、総額を決めるのは③の決済手数料
オンライン決済を使う場合、決済手数料は売上に比例します。固定の月額とは異なり、店が繁盛するほど負担も増えます。決済手数料を3%と仮定した計算例は、次のとおりです。
| 月商 | 手数料3%の場合の月額負担 |
|---|---|
| 50万円 | 15,000円 |
| 150万円 | 45,000円 |
| 300万円 | 90,000円 |
※ 上の表は手数料率を3%と仮定した計算例です。実際の料率は決済サービス・カードブランド・契約内容によって異なります。
月額数千円の差を比べていても、決済手数料を含めると負担額の桁がひとつ変わります。費用面では「オンライン決済が本当に必要か」が最大の分岐点です。
お客様がその場で会計を済ませて帰る業態(テイクアウト、フードコート、券売機的な運用)では、オンライン決済の価値が高いといえます。着席して食事をし、最後にレジで支払う一般的な飲食店では、注文だけをデジタル化する選択肢があります。会計は今までどおりレジで行うため、決済手数料は発生しません。
4. 費用を抑える3つの判断
判断1: 機器を買わない
注文を受ける端末として手持ちのスマホ・タブレットを使えるなら、④の機器費はほぼ0円になります。発送を待つ必要もなく、設置スペースも取りません。キッチンプリンタなしの運用が成立するかどうかで、初期費用の桁が変わります。
判断2: レジは今のまま使う
POSレジを入れ替えずに済むなら、機器代に加えて、移行の手間やスタッフの再教育も不要です。注文履歴の合計金額を今のレジに打ち込む方法でも、日々の会計に対応できます。打ち込みが手間になるかどうかの見極め方はPOSレジ連携は必要かにまとめました。
判断3: 必要な席から始める
最初から全席に導入する必要はありません。QRを置く席を少しずつ増やせば、費用と手間を一度にかけずに済みます。
5. 比較するときの手順
- オンライン決済を使うかどうかを先に決める(ここで候補が絞れます)
- 候補ごとに、①初期費用、②月額×12か月、③想定月商×手数料率×12か月、④機器・消耗品を書き出す
- 1年間の総額で比べる
- 最低利用期間と解約条件を確認する(合わなかったときに解約できるか)
この4ステップを踏めば、月額の数字だけに引きずられず、適切に比較できます。機器も含めて総額が10万円を超えそうなら、その時点で初めて補助金を調べる価値が出てきます。使える条件と使えない条件は補助金は使えるかにまとめました。
スグオーダーの場合
月額780円(税込)/1店舗、初期費用0円、14日間無料。専用機器は不要で、手持ちのスマホ・タブレットで注文を受けられます。会計は今までどおりレジで行うため、決済手数料もかかりません。
無料で始める先に試したい方は、実際の注文画面のデモをどうぞ(登録・インストール不要。注文はどこにも届きません)。
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